さつま土(商標登録 第2703632)

特定区域だけで採れるさつま土

鹿児島県垂水市は、黄ボラ土が産出地として知られています。
その中でも特に良質な黄ボラ土に独自の加工を施した「さつま土」。
この良質な黄ボラ土は、弊社の採掘場(鹿児島県垂水市新城)近郊からしか採れない貴重な土です。

名作者が選ぶさつま土

さつま土は各種の施設園芸・特に東洋蘭愛好家の間では著名なブランド。
以前お仕事でお会いした、東洋蘭を多く撮影するプロ・カメラマンには「蘭の名作者のほとんどがさつま土を使っていた」と言っていただきました。

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さつま土の特徴

自然による奇跡のブレンド

さつま土は軽石、風化軽石、赤土、砂が各4分の1ぐらいずつで構成され、とくに風化軽石は鹿沼土とほぼ同様の特性があり、この風化軽石と赤土とで保水性抜群で混合するなどのわずらわしさも不要であり、しかも深層地より採取し尚高熱風で乾燥したもので雑草の種等の混入も殆ど見受けません。

5つの特徴

さつま土5つの特徴イメージ

1.保水性が高い
黄ボラ土に含まれるガラス繊維の間にある空隙に水が入ると容易に逃がしません。
2.通気性・排水性が良い
軽石と軽石の間にかなりの空間ができるため、最適な通気性・排水性を保有します。
3.保温性がある
ガラス繊維にある無数の穴が保温効果を持ち、大切な植物の根を包み、成長を促します。
4.無菌・無肥料
山林原野の堆積土をほぼ無肥料で乾燥させており、雑菌が入りにくくなっています。
5.最適なph(酸度)
PH6程度と、一般に最適と言われる「微酸性」土壌であり、養分吸収に最適です。

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さつま土の成分

根腐れしない科学的理由

下の成分表のように、さつま土は二酸化ケイ素が非常に多く含まれています。
多量に含まれる二酸化ケイ素は、植物の根腐れ防止につながります。
※成分表のうち、さつま土部分のみ掲載

定量分析(さつま土)

(単位:mass%)

二酸化ケイ素(SiO2)
67.8
酸化アルミニウム(Al2O3)
17.5
酸化第二鉄(Fe2O3)
2.44
酸化チタン(TiO2)
0.25
酸化マグネシウム(MgO)
0.41
酸化カルシウム(CaO)
1.89
酸化ナトリウム(Na2O)
2.86
酸化カリウム(K2O)
1.84
強熱減量(Ig.loss)
4.93

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弊社がこだわる独自の加工技術

原料となる黄ボラを採掘し、袋に詰めれば出荷できるというわけではありません。
創業以来積み重ねてきたノウハウを盛り込んだ、熱風処理・選別・不純物除去など各種工程を経て、やっと皆様にご利用いただける「さつま土」ができあがります。
手間と時間がかかりますが、良質な土づくりには欠かせないこと。
さつま土は、「植物にとって最上の土」であり、「利用者にとって頼りになる土」であるために、すべての工程で妥協しません。

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さつま土の種類

さつま土は4種類の大きさがあり、用途に応じて組み合わせることができます。

大粒(12~20mm)

さつま土 大粒

中粒(6~12mm)

さつま土 中粒

小粒(3~6mm)

さつま土 小粒

細粒(2~3mm)

さつま土 細粒

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